研究紹介(配属を希望する学生向け)

本研究室では,計算機(コンピュータ)工学に関する幅広いテーマに取り組んでいます.
以下に挙げたようなテーマに対して,「ソフトウェア」,「ハードウェア」,「理論」といった様々な切り口で研究を行っています.

リコンフィギャラブル・コンピューティング

■どのような分野?
何度でも中身の回路を書き換えられるLSIを対象にした研究です.
■詳細
普通のLSIは一度作ってしまうと,中身の回路を変更することはできません.しかし,世の中には「何度でも中身を書き換えられるLSI」というものが存在するのです! この「何度でも中身を書き換えられるLSI」を使うと,高速な計算,強固な暗号装置,柔軟なシステムといったものを開発することができます.

CADアルゴリズム

■どのような分野?
自動的により良い回路を設計するためのアルゴリズムに関する研究です.
■詳細
同じ機能を実現する回路でも,作り方によってサイズが大きくなったり,遅くなったりすることがあります.当然,同じ機能であれば,より小さく,より速い回路が望まれます.この研究では,自動的により良い回路を生成する手法の開発を目指します.

量子コンピュータ・量子暗号

■どのような分野?
量子力学には不思議な性質がたくさんあります.その不思議な性質をコンピュータに応用して,高速な計算,強固な暗号を実現する研究です. 
■詳細
量子力学の世界では直感ではとても信じられない不思議な出来事が起こります.では,その不思議な性質をコンピュータに応用するとどうなるのでしょう...? 実は,量子力学の枠組みでコンピュータを構成すると,直感では絶対にできないと思われる計算ができるようになるのです!実際に,安全だと思われていてインターネット等でも良く使われているRSA暗号が,量子コンピュータを使えば簡単に解読できてしまうことが知られています.本研究室では,量子コンピュータおよび量子暗号について,情報科学の観点からその能力を生かすための研究を行っています.